【備忘録】息子(1歳)が川崎病で入院した時のお話
我が家の長男(当時1歳4ヵ月)が川崎病で入院した時のおはなしです。
川崎病と診断されるまで
熱が出る1日前あたりからBCGの跡が赤く腫れていました。
この時点で川崎病の知識がなく、川崎病の症状であることには結び付きませんでした。
翌日に発熱、その翌日にかかりつけの小児科を受診。
熱自体は1日で下がったので、病院受診時には熱はありませんでした。
ただの風邪だねという事で、診察を終えようと息子を抱っこして待合室へ移動中に
看護婦さんが「BCGの跡、張れてる…?すぐもう一度先生に診てもらいましょう」となり
再診察で「川崎病の可能性、いや、ほぼそうだと思うのですぐ大きい病院を受診してください」と言われました。
土曜日でしたが、早めに検査した方がいいとの事で紹介状を書いてもらい大きな病院へそのまま移動。
大きい病院での検査、そして入院が決まり
ここでの検査時の症状として、発熱(検査時にまた発熱しました)、目の充血、唇が真っ赤、いちご舌、と
川崎病の症状がいくつか揃っていた為、
最終的に血液検査をし、炎症の数値が高かったため、川崎病と診断されました。
そしてそのまま入院の手続きへ。
入院期間
息子の入院期間は1週間でした。
治療内容は免疫グロブリンの投与。
もし免疫グロブリンが効かない場合は、違う治療になり入院も長くなるようです。
1日目:入院当日の15時~翌3時にかけて免疫グロブリンを投与
2日目:熱は下がり、血圧も問題なく順調に回復。再発熱がないか頻繁にチェック
3日目:再発熱なし、機嫌良し、針を抜いてもらえることに。
4日目:再発熱なし、機嫌良し、シャワーの許可が出たので3日ぶりにさっぱりできました。
5日目:再発熱なし、機嫌良し、個室から大部屋に移動
6日目:再発熱なし、機嫌良し、ただ病室で1日を過ごす。。
7日目:血液検査と心臓のエコーで問題なしで、午後イチに退院となりました。
川崎病は機嫌がとても悪くなるみたいです。看護師さんが教えてくれました。
そりゃそうですよね。全身の血管が炎症してるんですもんね。
入院中にあると助かる!持ち物リスト
おもちゃ
柵に囲まれたベッドの中で一日中過ごすのでおもちゃは必須です。
・柵の隙間から落ちない大きさのおもちゃ
・音の出ないおもちゃ(大部屋だと気を遣うので)
この2つ大切だなと思いました。何度も柵の隙間から落ちて拾うの大変でした。
大きめのひざ掛けやブランケット
大きいブランケットがあると安心感が違います。
ほんとにこれはめちゃめちゃオススメします。
本や雑誌
子どもが寝ている間、ほぼ暇です。
スマホでも時間は潰せるのですが、さすがに飽きてしまったので
本や雑誌を旦那に持ってきてもらいました。
洗濯ネット
入院した病院でコインランドリーが使えたので
洗濯ネットにパパッと入れておくと、すごく楽でした。
着圧スパッツ
これは、完全に母のための持ち物です。笑
なんせ一日中ベッドの上なので運動も出来ないですし、浮腫む浮腫む。。
退院後の生活
退院してからアスピリンという薬を1ヵ月服用しました。
※インフルエンザとの相性が悪い薬の為、保育園などでインフルエンザが流行しているなら登園は避けた方がいいとの事。
また、約1カ月以内に発熱したら再発の可能性も考えられるため、すぐ電話してくださいと言われました。
運動や食事など行動等に関する制限も特になく、
定期的に心臓エコーで異常がないか今後何年か通院が続く予定です。
入院を経験して強くなったのか退院後、とても活発になった気がします(笑)
入院を経験して
病院で川崎病と診断されて知識がない中、とても不安でした。
治療で良くなるのか、退院後行動規制はあるのか。
突然の入院、治療の為の準備がどんどん展開が進んでいき、不安でしたが
先生、看護婦さんが丁寧に説明してくださり、安心して治療を任せられました。
最初の小児科でBCGの腫れに気づいてくれた看護師さんには本当感謝です。
親の付き添いが必須で付き添いの交代も出来ない中、
旦那には娘の面倒と仕事と病院へ荷物を持ってきてくれたりと
本当にがんばってくれました。
娘も突然、ママと弟が家にいなくて困惑しながらも
毎日元気に保育園に通ってくれました。
この入院を経験して、日常を健康に過ごせるのって幸せなことなんだなと実感しました。
息子は本当によく頑張ってくれた。
頑張ってくれた家族に本当に感謝です。そして私も頑張った!(笑)